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特化型サロンで働くということ

これは、あまりお客様には話さない話です。

どちらかというと、美容師やスタイリストに向けた話になると思います。

美容院と一言で言っても、実際にはいろいろなタイプの美容院があります。

その中に、「特化型サロン」というものがあります。

Daisuke Salonも、その一つです。

僕たちが特に強くしているのは、カットとブリーチ、そしてブリーチ後のカラーです。

ウルフカット、バタフライレイヤー、BKスタイルのような、形を大きく作るカット。

そして難しいブリーチや、ブリーチ後のハイトーンカラー、ハイトーンブラウン。

そういう技術にかなり偏ったサロンです。

もしサロンの技術をグラフにしたら

サロンの技術を丸いレーダーチャートのようなグラフで表したとします。

一般的な美容院の場合、

カット、カラー、パーマ、トリートメント、ブリーチ、ヘッドスパ、店販など、

それぞれが比較的バランスよく広がって、きれいな丸に近い形になると思います。

僕は、それが一般的な美容院の形だと思っています。

そして、その中でどう利益を作るかはサロンによって違います。

パッケージ販売を強くする店もある。

トリートメントを積極的に提案する店もある。

店販を大きな柱にする店もある。

それぞれにビジネスモデルがあります。

どれが正しい、間違っているという話ではありません。

ただ、Daisuke Salonを同じグラフにすると、かなり変な形になると思います。

カット。

特にデザイン性の高いカット。

難しいレイヤースタイル。

ブリーチ。

そしてブリーチ後のカラー。

そこだけが、グラフから大きく飛び出している。

きれいな丸ではなく、何本かのスパイクだけが大きく伸びているような形です。

それが僕の考える「特化型サロン」です。

日本では、こういうサロンはそれほど珍しくありません。

ブリーチにものすごく強い店。

カットに特化した店。

ボブが強い店。

メンズに特化した店。

特定の技術やスタイルを目的に、お客様がその店を選ぶ。

そういうサロンは普通にあります。

でもマレーシアでは、まだこういうタイプの美容院はかなり少ないと思います。

難しい仕事に緊張するのは普通です

バランス型の美容院で働いていれば、毎日のように難しいブリーチや、大きなスタイルチェンジを担当するわけではありません。

普段はカットやカラー、パーマ、メンテナンス。

時々ブリーチが入る。

そして、たまにかなり難しいスタイルが来る。

それで普通だと思います。

そういう環境で、突然すごく難しいオーダーが入れば、スタイリストは緊張します。

顔には出さなくても、かなり緊張していると思います。

経験が長い美容師でも同じです。

普段自分がいる場所から少し外に出て、今まであまりやってこなかったことに挑戦するからです。

他のスタイリストも気になる。

失敗できない。

頭の中でいろいろなことを考える。

美容師にとって、そういう瞬間はあります。

それは技術がないからではなく、単純に「その仕事を日常的にやっているかどうか」だと思っています。

僕たちにとっては、それが普段の仕事

Daisuke Salonは特化型サロンなので、少し状況が違います。

難しいブリーチ。

大きなレイヤーチェンジ。

バタフライレイヤー。

ウルフカット。

BKスタイル。

ハイトーンカラー。

そういう仕事が、特別な日に入ってくる仕事ではありません。

普段から来ます。

だから、難しいスタイルを見た瞬間に必要以上に緊張することが少なくなります。

「どうしよう」と考えるところから始めるのではなく、

まずどこを見るか。

どこを残すか。

どこを動かすか。

どこに重さが必要か。

どこを切れば全体の形が変わるのか。

自然とそこから考えられるようになります。

難しい仕事が簡単になるわけではありません。

ただ、「難しい仕事をすること自体」が特別ではなくなる。

その状態になると、美容師は余計な緊張に使っていたエネルギーを、目の前の髪に使えるようになります。

だから僕たちは、その瞬間に自分が持っている技術を、かなり高い割合でそのまま出せる状態にいられる。

僕はそこが、特化型サロンで毎日働く一番大きな意味の一つだと思っています。

すべての技術をやる必要もない

もちろん、Daisuke Salonだから何でも得意というわけではありません。

例えばメンズでも、フェードスタイルを中心にしたサロンではありません。

バリカンを使ったフェードを問題なくできるスタイリストもいます。

実際、そういう経験を十分に持っているスタイリストもいます。

一方で、

「フェードは自分のカテゴリーではないので、私はやらない」

とはっきり決めているスタイリストもいます。

僕は、それでいいと思っています。

すべてを平均的にできることを目指すのではなく、

「自分は何をする美容師なのか。」

「何なら誰よりも深くやれるのか。」

そこが明確になっていく。

それも特化型サロンで働くということだと思っています。

— Daisuke Salon

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